歯周病でボロボロになった方へ

たった１回の来院で治療が完了します

一般的な歯周病治療では、だいたい6回ほどに分けて治療します。かかる期間はおよそ1～2ヵ月です。通院回数が増えるため、く途中で通えなくなる方も少なくありません。

歯周病の本質は、細菌による感染症です。治療を途中で放置してしまうと、細菌が増殖をはじめ、せっかく治したところが再発してしまうことも。

【忙しくて通えなくなる➡歯周病が再発する➡治療がいつまでも終わらない】という悪循環に陥らないために、当院では1日で終わらせる「短期集中治療」をおすすめしています。

以下に、短期集中治療の方法を各種ご紹介していきます。

「レーザー」「殺菌水」による歯周病菌の徹底除去

歯周病は細菌による感染症ですので、取り残しがあるとすぐに再発してしまいます。

「何度治療しても歯周病が治らない」という事態にならないために、当院では「2種類のレーザー」と「殺菌水（POICウォーター）」を使用します。

レーザーも殺菌水も、身体に無害です。どなたでも安心してご使用いただけます。これらを治療で用いることで、痛みが少なく再発リスクの低い短期集中治療を実現します。

2種類のレーザーによる殺菌

歯周病治療で用いるレーザーは、治療用に開発された安心安全の専用機器です。従来の「スケーラー」と呼ばれる器具は、ガリガリと歯の表面をこするため、「歯茎に当たって痛い」という問題がありました。しかしレーザーを用いれば、はるかに痛みが少ない状態で治療が可能となります。以下に、レーザーによる歯周病治療のメリットを解説します。

効果１手作業の手間を省ける

一般的な歯周病治療で時間がかかってしまうのは、手作業で歯石除去を行うからです。歯石が頑固であればあるほど、余計に除去スピードが遅くなります。平日に歯医者に通うのが難しい人にとっては、とても負担ですよね。

しかしレーザーなら、通常では除去しにくい複雑な場所でも簡単にアプローチできます。水分を含んでいる歯石なら、さらに効率的に歯石の除去が可能です。

効果2殺菌・消毒効果

今までの歯周病の治療では、歯周病菌が出す内毒素の除去が難しいとされていました。内毒素は、あごの骨を溶かしてしまう厄介なものです。しかしレーザー治療なら、歯石と一緒に内毒素も除去することができます。このように殺菌・消毒効果も期待できるのが、レーザー治療ならではの強みです。

効果３痛みをおさえることができる

レーザーの光は熱が発生しますが、1万分の3秒という短い単位で照射するため、ほとんど痛みはありません。大抵のケースで、麻酔がなくても治療を行うことができます。

POICウォーターを使った殺菌

当院では、細菌やウイルスに対して強い殺菌力を持つ「POICウォーター」を使った治療も合わせて行っています。

POICウォーターを使うことで、目に見えない歯周病菌を効果的に殺菌・消毒することができます。

患者さんの生活に合った治療プランをご提案します

短期集中治療は1日で終わらせるのが理想ですが、仕事の都合などで1回の治療に長く時間をとれないこともあると思います。そんなときも、お気軽に当院にご相談ください。患者さん一人ひとりのライフスタイルに合った、無理のない治療計画をご提案してまいります。

「急な仕事で行けなくなっちゃうかも…」という方のスケジュールにも対応できるよう、柔軟なプランを策定します。

「歯周病」はとても怖い病気です。気づいたら早めに対処しましょう。

歯周病を放置していると、あごの骨が溶けるだけでなく、細菌が全身をめぐってさまざまな疾患を引き起こす可能性がある病気です。

「糖尿病との関係」

悪化した歯周病患者は、初期段階の歯周病患者に比べると、2年後に糖尿病になる確率が5倍高くなるといわれています。

「心臓病との関係」

歯周病菌が作り出す物質が血液中に流れると、血管が固くなる「動脈硬化」を起こすといわれています。健康な人に比べて心臓病を引き起こす確率が2.8倍に高まるため危険です。

「妊婦さんへの影響」

ある研究によると、低体重児（まだ十分に育っていない赤ちゃん）を出産した母親の多くが、実は歯周病が進行していたという報告があります。もしもこれから妊娠・出産の予定があるなら、歯周病を完治させておきましょう。

「歯周病＝命にかかわる場合もある」という危機感を持っておくことが大切です。基本的に歯周病は、症状が重度に進行しなければ気づけない病気ですので、定期的に検診に通ってチェックすることをおすすめします。